日本に帰ろう




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おはようございます。

 

文化的で洗練された英語留学のため、僕はフィリピン・セブ島に来ておりましたが、2ヶ月弱の全日程を終えて今、帰国の朝を迎えております。

 

4時起きのマットのベッドはすでに腑抜けの空でした。

 

昨晩はエアコンの冷房を最弱にして寝たので、さすがの僕も「少し暑いかな」と思いました。

上のベッドで寝るドイツ人のブーちゃんなんてもう熱帯夜だったんじゃないかなあと申し訳なく思い、せめてこれからの数時間だけでも安らかに眠っておくれと冷房レベルを3つ上げました。

 

王様のいないこの国で電話番号を手に入れていた僕は、その番号が使えるうちにとログインできなくなってしまったLINEやアンナ先生も使っているVibor・Wechatなど電話番号認証が必要なアプーリ郡のアカウントを片端から取得していきます。

 

したらドイツ人のブーちゃんがバチーンってエアコンのコンセントを引き抜きました。どうやら寒かったらしいです。

 

 

( むしろ君のために冷やしてあげたんだがな )

 

 

ヒートテック上下を着込み、冬仕様の服装になって荷物をまとめる僕の方がむしろ冷房ゼロは厳しかったです。

 

フィリピンぺそをなるだけ使い切ろうと手元に残したのは80ぺそ。タクシー代足りるか非常にやきもきします。

 

60ぺそあればいけるという話なのですが、それでも高めに請求されたらどうしようとかそもそも80ぺそで足りなかったらどうしようとか、そんなグズグズしてるところでそうだUberを使ってみようと閃きます。

 

 

( ゆきさきはマクタン空港、と )

 

 

したらUberは2分で来るという。

 

 

( ぁあぁああああ )

 

 

予想を遥かに超えた機敏な動きに慌てて荷物をフロントに並べます。

キャサリーンと日本人にまたあとで会いましょうと間違った挨拶でお別れです。

 

やって来たUberタクシーは真っ赤なマーチみたいな可愛い車でした。

 

支払いは済んでるよね、とドキドキしながら空港で下ろしてもらいますが、何も請求されなかったのでそのへんはしっかりやってるようです。

呼んだらすぐ来るし事前にお値段わかるし現金要らないし、まだ一回しか使っていないですけど、何だかとってもスマートな感じでしたよ。

 

空港のセキュリティで「予約明細見せろ」と言われたので、前回同様「モバイルの中にあるぜ」なんて素通りしようとしたら、今回は「それすら見せろ」と止められてしまいました。

 

パンパンのカバンから苦労してipadを引っ張り出して、見せたら見せたでろくに見もしないで入っていいぞとか言うしなんなのかしら。

 

どうせあれだろ?張り切って止めてはみたけど出てきた明細が英語じゃないからもういいやってなったんだろ?

 

使いきれなかったお金は80ぺそ。200円。タクシー代で残しておいたのですが、結局Uber経由のカード払いできたので、丸々残ってしまいましたが、まぁまぁ悪くはないのではないでしょうか。

 

なんて思ってたら空港使用税700ぺそをすっかり忘れてました。

 

USダラーも使えるので手持ちのドルと50ぺその合わせ技でなんとかなりましたが、

みなさま、現地通貨の出口戦略は空港使用税もお忘れなく。

 

 

 

 

昨晩に預け荷物を25kgから35kgに増量したはずの決済が済んでおらなかったようで、またもや追加料金4000円を割増価格で徴収されるわし。

 

 

( お前の顔は憶えたぞ )

 

 

震える手でBicカメラのViewカードをお兄さんに渡しました。

 

そんなこんなでフライトのチェックインで手間取ったわたしは、ラウンジでゆっくりするつもりで早く出たのに、15分くらいしか居れませんでした。

 

お気に入りの卵焼きと豚の角煮を食べます。豚の角煮は食べれるタイヤみたいで美味しいんです。

 

 

 

 

 

 

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今回もまた美味しくなさそうでごめんね。

 

 

 

 

 

みるみる小さくなっていくフィリピンの島々。見てるうちにどんどん欲しくなって、とうとう買ってしまったベイマックスの帽子(偽物)を深めにかぶり、そんな風景を一人眺めます。

 

この時ばかりは、学校に通わなくってよかったなって思います。お別れパーティーや、空港お見送りとかされてたら、この時間がもっと辛かったでしょうから。

 

 

 

 

わたしは日本に戻ります。そして世界へ旅立ちます。

 

 






次回、それでもやっぱりバックパッカー史上最大容量の旅カバンを買ってきたよ!です。




お楽しみに。















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