こんにちわ。
3月も半ばが過ぎて、また再び暖かい日が続いております。4月2日とかにお花見をする人々に果たして桜は咲き舞い乱れるのか?
もし、桜が咲かなかったとしても。安心して下さい。わたしがピンクのアフロをかぶってみなさまの会合に華を咲かせて魅せましょう。
というわけで本日は年中飽きもせず生暖かいとこなつたけなわのしまおきなわけんのお話をしようと思います。
こう見えて僕は2年ほど前に、一度沖縄に行ったことがあります。
当時の僕は仕事もしていない、なんの生産もせぇへん社会のクソの紙くずでしたし、
ちょっとおい、クソの紙くずとか言い過ぎじゃないですか?
ほいでまぁ社会のクソの紙くずだったわたしは、
JetStarが新しい広告塔になんとか美玲ちゃんを採用したので、その名前とかけてセールやってやるぞお前らこういうの好きだろ、と沖縄ゆきの航空券を300円という常識というかなんというか何かが欠如してるような価格でセールをしていたのもあり、
時間だけは有り余っていたわたしはフルーツグラノーラを片手に、次へボタンを押しても一向に次のページが開かないチケット予約ページを前にして龍の如き忍耐で熾烈な戦いを勝ち抜き、沖縄行のチケットを手に入れました。
今となっては、あの頃の無駄に過ごしていた時間の少しずつでも世界へ旅立つ準備に使っていればと後悔ばかりが先立つばかりなのですけれども。
チケット代往復600円とかすげぇって思うかもしれないですけれどもねみなさん。
オンライン予約手数料600円とか、空港までのバスやらモノレールやらの交通費なんやかんやで諸経費4000円とかかかったのがとても不思議。
片道300円 × 往復 = 4600円
その時のわたしの顔はこうだ (?_?)
なんやかんやでまぁ、沖縄なんざ一度も行ったことなくて、マングースだとか泡盛だとか、リア充たちが何かにつけて沖縄沖縄言うもんだから、とっても行ってみたかった南の島沖縄。
買ったばっかりでピカピカ、バックパックのロールスロイスなんて言われているグレゴリーのバルトロ75リッターを背負って行ってまいりました。
時期は2月。暖かい土地とは聞いてますけど、冬はどんなもんなんでしょう。勝手がわからんので東京いるときのカッコからレベルを1つ落とした装備F。どうでもいいけど飛行機の窓が汚かったな。
決まっているのは初日の宿と、なんとなく行ってみたいところが2箇所あるのみ。首里城とか、国際通りとか。あとは歩いてたらなんか面白そうなの見つかるかなぁ
どうにかなるさ明日がある とノープランで沖縄に向かう俺はカッコイイ。
宿の最寄りの駅に降り立ちます。少し歩いたらなんだか賑やかな通りにでました。とりあえずここを一周りして、あとで国際通りに行ってみようと思って一回りしたらここが国際通りでした。まずい。2大イベントの一つがもう終わってしまった。
一部改装工事中の宿にチェックインを済ませ、作業中のおじさんの後ろをちょっと通りますよと壁に手をついて通り抜けようとしたらそこはペンキ塗りたてで
着いたねwww とおじさんは大笑い。
着いたねwww
じゃねー!!
生の島唄を聴きながらお食事ができるからおいでよとゴールデンボンバーみたいなメイクしたお兄さんに連れられて、お店に入ります。
どう見ても柱が邪魔で島唄のステージが見難そうな席に通され、ゴールデンボンバーと押し問答の末お店を出ます。
しかしながら、他のお店は一人じゃ入り難いふいんき(←なぜか変換できない)で 散々彷徨い歩いたあげく日本国最南の地沖縄に来て日本国最北の地北海道のスープカリーを頼む僕。
オイシーオイシー
お店で垂れ流されてたアイアンマン2だか3だかを見ながらスパイスの効いたカリーを食べました。
生島唄 聴きたかったなぁ
ちなみに今までやせ我慢して黙ってましたけど、沖縄うすら寒いです。おみやげ屋さんのおばちゃんはこんな寒い日ほんとないわーアハー!って言ってました。
それじゃあれか。そんなほんとない日にやってきたこのわしはないがしろっちゅーことやな。
もうすることも思いつかないのでドンキーホーテで旅行かばん見て宿に帰ってトラブル発生。
我輩、ノートパソコンの充電アダプタを大忘れした模様。そしてノートパソコンでipodやらアイフォーンやらipadを充電してる僕にとって、この忘れ物は非常に致命的だと思うのです。
東京でフル充電したきりで3日間をもたせなければいけなくて、不必要にパソコンのスイッチを入れられなくなり、意図せず電子機器から解放されてスローライフを送ることになったわし。
ふてきされて就寝。
おはようございます。2日目。
2泊3日の工程では、2日目が最重要観光推奨日です。どんどん行きましょう
首”里”城~ みなさんもどうぞー
相変わらず歴史遺産に興味がわかず 単細胞な僕は展望台とか高台のほうがすき
首里城から見えた、はるか遠くの赤い屋根が気になって、そこへ向かいます。
ここは末広だか末吉だかっていう公園だそうです。
ジジィとババァがのんびりとゲートボー、、、
麻雀やってました。
僕も男の子なので、ちょっと脇道を見つけると入ってみたくなります。それですぐ後悔するんですね。
マングースが突然出てこないことを祈るばかり。噛まれたらAUTO。
いたるところにお墓があって、沖縄のその悲惨な歴史を想うと肩がずーんと重くなります。決してなんかがとり憑いたとかではなくって。
このまま進んでぼくはほんとうにだいじょぶなのだろうか。
なぞなぞです。
一粒の麦が地面に落ちて、しななければ1つのままだけど、しんだら豊かな実を結ぶものってなーんだ。
お墓に書いてあったんだけどね。言いたいことわからないんだが、わたしがしんでもかわりはいるもの ってことかしら。
お墓の連続で急激に不安になっていたわたしは、草刈りをしていたおばちゃんの背中を見つけてだいぶホッとします。地元民との交流も旅の後醍醐です。
俺「ごくろ」
婆「うぁぁああぁ!」
俺「うぁぁああぁ!」
草刈りに夢中になっていたババァはわたしの急激な登場に驚いたご様子でございました。でも俺結構枝葉でバキバキ音鳴らしながら近づいてったんだぜ。
ハァハァ 出口だ。。。以上、末広公園でした。みなさんもどうぞ。
マングースは出ないみたいで、良かった。。。
ペンシルバニアの小さな村の少女みたいに草むらを駆け抜けていたらトゲトゲに足をやられまくっていた
トゲトゲとってたら陽も暮れてきてしまったので晩御飯にします。今日はなににしようかしら。
でも商品の選択には、沖縄を楽しもうという努力が感じられるでしょ?
面白いことないかなーと夜の沖縄を彷徨っていたら、ホスト風のカッコイイお兄さんが話しかけてきた。
兄「お兄さん、何かお探しで?」
あれよあれよいう間に7,8人のイケメンたちにグルッと囲まれてしまった。
こういうのは東京にも全然いるけれども、全方位囲まれると怖い。
中学生くらいの男の子に興味があるおっさんのふりをして、その場を逃げ出す。
羊「学生服着た男の子がお兄ちゃんって呼んでくれるお店とかないですかね?」
兄「そういうのはちょっと」
したら近くのローソンには末期のエージェント・スミスのように黒服が溢れていた。客引き多すぎじゃん。
ぶっさんみたいに沖縄怖ぇって宿帰って布団かぶって就寝。どうでもいいが左膝が結構痛い。あの末広公園の階段を一段下るごとに、じわじわとローキックを打たれてたのだろうかと天井の変なシミを見つめながら考えます。誰のローキック?霊的な誰か。
3日目。おはようございます。もうなんもすることあらへん
もう食べるくらいしかやることない
食事がようやく沖縄らしくなってきた
だもんでわたしは海を見にゆく
もう歩き疲れて出発時間までここで籠城
ゴーヤー好きやー
マングースはとれなかったけど、人生初の沖縄。良い思い出になりました。
沖縄まで行って凍えてんじゃねーよとか思うのかもしれませんけれどもねみなさん。
なまら寒かったんだよー
人生は短い みなさま、どんどん歩いていきましょう。
ハブにご注意って私はとてもじゃyないけど、いられません(^_^;)
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