おはようございます。
僕は今、文化的で洗練された世界見聞のため、中国は深センに来ております。
滞在している宿は深セン8090ホステルイーストレイルウェイブランチです。
朝、ルームメイトのキリスト様が助けてくださいと僕を起こします。
なんだなんだと寝癖の頭のままで話を聞いてみると、写真を撮ってほしいのだそうです。
事情はわかりませんでしたが、写真を撮ればいいのですねとiphone5cで撮ります。
写真をみせると、もうちょっと僕の顔を真ん中にしてくれないかと言います。
意外とキリスト様は注文が多いなあとブツブツ言いながら目標をセンターに入れてスイッチ。今度はOKが出ました。
そしてそれをBlueToothで繋いで送ってくれと言います。
BlueToothでどうやって送るんだ?
使い方のわからなかった僕は、キリスト様のメールアドレスを聞いて添付ファイルにして送ってあげました。
( イエス様のメールアドレスゲットしたぜぇえええぇ )
10分後、バルコニーからキリスト様の笑い声が聞こえたと思ったら部屋に飛び込んできて、ありがとう助かったよとスマホの画面を見せてくれました。
羊「あなたは、ロシア人ですか」
キ「わたしはウクライナ人です」
画面の文字を見て、これはアルファベットじゃないぞと、そのキリル文字を見て僕は初めてキリスト様がウクライナ人と知ります。
そんなの前回の記事のタイトルでわかるじゃんとか人の古傷えぐるような事言う人は、家帰ってハンバーガー食べながら魔法少女Blu-rayコンプリートBOX初回限定盤TYPE-Bでも見ていてください。
そんな僕は、魔法おじさん。
Q「僕と契約して、魔法おじさんになってよ」
羊「うんいいよ」
Q「スマイルー、」
羊「プリキュアー!」
画面を見てもなにがどう助けになったんだかわかりませんでしたが、この目に映る一握りの人々でも笑顔にすることができたのならただそれだけで、
それからビール飲んでゲップしてスプラトゥーンやってても毎日2万円入ってくるようなそんな生活が送れるだけで、ただそれだけで、僕は満足なのですよ。
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Shenzhen 8090 Hostel East Railway Branch |
Wifi速い。混まない。VPNイケる。エレベーターあり。洗濯機無料。バルコニー広い。物干し・ハンガーあり。部屋は狭い。ベッドのサイズは普通。ロビーに荷物置くスペースあり。ロビーに監視カメラあり。マットレス薄い。蚊が多い。蚊取り線香・虫除けは無料。シャワー・トイレはユニットバス。一つしかないので朝と夜は混み合います |
わたしたち日本人は、ビザなしでも中国に15日間滞在することができます。
さらに、私たち日本とは事実上の戦争状態にあるにも関わらず、一旦第三国に出国してとんぼ返りでも再入国を果たせば、滞在期間はリセットされそこからまた15日間の滞在が可能となります。
居心地の良い中国でぼんやりと過ごしておりました僕は、あれ俺いつ不法滞在になるんだろうと数えてみましたところ、明日か明後日か、そこらへんまででした。
( これはいけなーい )
そんなわけで、本日は香港にちょろっと出国して、滞在日数をリセットして、またすぐに戻ってこようと思います。
先日は10元もしくは5元もしくはその両方がなかったため諦めた地下鉄ですが、もうここは観念して深セン通を買おうと思います。
深セン通とは、日本で言うところのSUICAで、カードの残高にチャージをすれば電車やバスに乗ることはもちろん、そこらへんのコンビニとかでも使える凄いやつだそうです。
深センでしか使えないと聞いて、深センから外に出るわけでもないのに、えーならいらなーいと避けて通ってきた道だったんですけれどもね。
深セン通を売ってくれるブースに(´・_・`)チーッスとニヤニヤしながら近づいてみます。
するとブースのお姉さんは何やらの中国語を僕に浴びせかけて来ました。
何言ってるかわからなかったのでポカーンとしていたら、
お姉さんはより一層の中国語を浴びせかけてきました。
当初の僕は何やらの中国語を浴びせかけられたら即座に「中文語なに言ってんだか不懂かんない☆」なんてギブアップしていたのですが、
この頃になると、とりあえずひとしきり聞いたあとで、さらに少しの間をもらって自分の中でブツブツ復唱してみて、漢字に変換できる音がないか、知ってる単語がないかグルグル脳内で回して、
それでも言ってることがわからなければそこでようやく「中国語聞いてもわかりませんわたしは日本で有名な日本人です」と伝えたうえで、粘り強く中国人に寄り添う姿勢を見せるようになっております。
( 何言ってるかわからないけど深セン通をくれ )
それでもまあプロポーズの言葉を犯罪ギリギリで何度も繰り返したところで結果が伴わないのと同様で、
わからない中国語はどうがんばったってわからないままですので、「100元払ったら50元分チャージして深セン通」を指差して1枚買うことにします。
するとお姉さんは、
何やらの中国語を浴びせかけて来ました。
さすがのわたしも賽を投げて、英語喋れますかと挑戦的に尋ねてしまいます。
するとお姉さんは困ったような顔で首を横に降ると、
何やらの中国語を浴びせかけてきました。
( もうなんでもいいから深セン通をぼくに売ってくだされ )
半ば強引に100元札を渡そうとすると、
何やらの中国語を浴びせかけて来ました。
聞き取れたのは「50」という中国語のみ。
50元分チャージされてるよ!って教えてくれてんのかと思って、はいそうそうそれそれを繰り返して、ようやく深セン通を売ってもらうことができました。
しかしながらそれでは終わらず、お姉さんは100元札を持って、わたしに着いてこいといいます。
なんだなんだとついていったら、駅の窓口の人に100元を渡してお金を崩して、50元を僕に渡してきました。
なにが起きているのかさっぱりでしたが、改札を指差して「我たしは通ることが可以ますか?」と尋ねたら「あなたは可以ます」とのことだったので、もういいやって深セン通をタッチして改札通りました。
その時はこれが一体何の一連の情事だったのか謎だらけだったのですが、今丁寧に考えてみると、お姉さんは中国に出稼ぎにやってきた頭の悪い使用人みたいな僕を気遣って、最適の一枚を選んでくれたんじゃないかなって思います。
深セン通にはいくつかのバリエーションがありまして、深セン通と香港の両方で使えるハイブリッド深セン通とか、100元の深セン通とか、50元の深セン通などがあります。
その使い分けは未だにわかっていないのですが、頑なに100元の深セン通を要求する僕に、この頭の悪い使用人みたいな日本人にはこれで充分だろうと、「50元払ったら15元チャージされてる深セン通」をあってがってくれたのではないかと思われるのです。
やたらと連呼していた「50」も、あなたには50元のカードがいいと思うよ!と教えてくれていたのかもしれませんね。
そんな温かい現地の人の協力もあり、地下鉄に乗れるようになったわたしは、ビザなし滞在日数リセットのため、いざ香港に向かいます。
香港ー深センをつなぐお手頃な国境は羅湖国境と福田国境の2箇所あります。
羅湖の方が近いのですが、そちらの国境だと香港行って帰ってくるには地下鉄に乗って無駄に一駅往復しなければならないというので、僕は福田国境に向かうことにしました。
路線図を頼りに乗り換えをします。アルファベッド表記もあるとは言へ、この時ばかりは、漢字に素養のあることに感謝です。
福田口岸のイミグレで入国カードの切れ端とパスポートを渡してなんの問題もなく出国。
香港入国の際に「名前はなんですか?」と尋ねられ、「その問いかけにいかほどの意味がありますか」なんてことはこれっぽっちも思ってませんが、名前を答えて無事香港入国です!
しかしそんな香港。ちと様子が変です。
どこが変なのかというと、それはどこが変なのかと言いますと、ちとばかしが変です。
入国を終えてエスカレーターを上がったら、そこは駅なのです。
改札に進む以外の選択肢がなくって、ありりと一旦エレベーターで下に降りてもう一回同じエスカレーターを上ってみますが、やはりそこは駅でした。
無駄に一駅往復したくないからこうして福田口岸までやってきたのに、結局無駄に一駅往復することになりました。
iphoneのケースにセットしていた深セン通を香港のオクトパスカードに差し替えて、改札を通ります。
オクトパスカードというのは、中国で言う深セン通のオクトパスカード版です。日本で言へばオクトパスカードのSUICA版です、じゃなくって、オクトパスカードが深セン通で、じゃなくってー、SUICAは深セン通のオクトパスカードです。
オクトパスカードをタッチ。
したらピンポーンと止められます。
なんだなんだ俺のキ●ンタマが金属探知にでも引っかかったのかと改札を見てみれば、残高不足とのことでした。
香港と中国の紙幣とレシートが入り乱れるおサイフから香港ダラーを引っ張り出し、オクトパスカードをチャージ。
お弁当にチョコレート豆乳を買いますが、やはり物価は上がっています。中国では50円のこのチョコレート豆乳が、香港では150円します。
高いなあとブツブツ言いながら買ったチョコレート豆乳も、駅構内では飲み食い禁止なのでお預けを食らいます。
( えー、お腹すいたよ- )
一駅乗って、上水駅で折り返します。
一度改札を出て、グルッと回って中国方面ゆきの改札の前でチョコレート豆乳飲もうと思ったら電車がやって来ました。
( えー、お腹すいたよー )
慌てて改札通って電車に乗ります。
この電車は福田口岸の落州馬ゆきではなく、羅湖口岸ゆきの電車でしたが、無駄に一駅往復することとなった今、もはやどっちでもいいやと乗ることにしました。
羅湖国境に到着。
香港を出国して、中国に再入国。
最初間違えて現地人用?の無人ゲートでパスポートをスキャンしようとしたらぁあああ警告画面になって、やべぇっつって逃げました。
さっきの悪さがバレて止められないかなあとドキドキしながら外国人用のゲートで入国手続をして、無事に滞在日数リセット完了でございます!
これでまた僕は14日か15日か、この国に滞在することが可能となりました。
( 最初っから中国で買ったらよかったやんけ )
香港で買ったチョコレート豆乳を中国で飲んでお昼ごはん。
丁度この駅は、先日地下鉄に乗れず断念した、アパレル卸市場・羅湖商業城のある駅です。良い機会なので覗いてみることにします。
したらいきなりカバンやらアクセリーやらのカタログを片手にお姉さんが声をかけてきます。
ためしにベイマックスの帽子はあるかと尋ねたら、着いてこいとのこと。これは頼もしい限りでございます。
そして連れてかれた先でルイヴィトンだかグッチの帽子を見せられる僕。
こういうことじゃねえんだよなあってかぶっているベイマックスの帽子を超大国の新大統領のように強めに指差して「ベイマックス!」と2回唱えます。
したらお姉さんはようやく理解してくれたようで、別の帽子屋に連れてってくれます。
そして連れてかれた先で、「そのようなコピー品はここにはないよもっと誇りと常識と道徳心を持って生きるべきです」とアドバイスを受ける僕。
( するとさっきのヴィトン帽子は本物か、 )
それでも「心配すんなついてこい!」とさらに連れて行かれた先では、お兄さんが「あるよ!明日ここに来たら用意しとくよ!」とのこと。
お値段は2000円くらいで、買うにしても実際にモノを見てから買いたかったのですが、これお願いしたらもう買うことになっちゃうのかなあと確認したくって、でも店員さんの英単語の羅列と僕のガバガバの中国語ではこれ以上のお話し合いはむつかしく、結局断念。
お姉さんはまだまだ僕を市中引き回しにしようとしましたが、とりあえず知り合いの、売上に応じたコミッションの入る帽子屋さんに片っ端から当たってるだけなのが存分にわかったのでもういいよお家に帰ってハンバーガーでも食べていてとお別れしました。
広大な敷地に数多のお店がぶち込まれたこのゆうぞうむぞうの空間を、それでも自分なりに歩いてみましたが、意外とベイマックスの帽子はありませんでした。
ようやく見つけたのは、子供用の小さいベイマックス帽子のみ。中国は本場だと思っておりましたが、意外とそうでもないんですかね。
深セン通チャージして地下鉄乗って龍珠に戻ってご飯のよそい方を知らない愛想の良いお姉さんのいる食べ物屋さんでピーマン肉炒め食べて宿戻って蚊に3箇所くらい噛まれながら寝ました。
今日だけって言っていっつもやってるセールです
次回、中国人は龍が好き!です。
お楽しみに。
コメントしちゃう on "歩いて国境を越えてみよう。中国ビザなし滞在延長トンボ返りの巻。"