こんばんわ。
ようこそいらっしゃい。このやろう。
バックパックのグレゴリーと呼ばれるロールスロイスを買って、沖縄まで飛びまして、そこでバックパックとの相性の悪さを思い知らされたわけなんですけれども、
それじゃぁ今度は僕はコロコロバックパックだぁなんてアマゾンで評判の良かった4000円くらいのコロコロバックパックを買いました。
機内持ち込みもできる賢いやつ。ただお値段がお値段ゆえに、造りも、肩ベルトとかもそれなりなので、バックパックというよりリュックですねこれは完璧。
コロコロ付きバックパックと言へばみんな大好きオスプレイなんですけれども、まぁ今回は国内使い切り用として買ったので、そんなに頑張らなくてもよいのです。よいよい。
新しい旅のお供を連れて、それでは京都へ向かいましょう。えいえいおー(棒
それにしても、京都祇園 って漢字は、どうしてあんなにおしゃれなんでしょうか ね。これ以上お洒落な漢字を、僕は他に知りません。
こんなんとか好きよ
漢字からしてお洒落な西の都、古都京都に行って参りました。都って漢字使いすぎ。
貧乏で短足なくせして夜行は嫌だとかいうわがままなので、昼行の高速バスでゆきます。
だもんで1日目:バス移動、湯豆腐 2日目:観光、アイスクリーム 3日目:バス移動、湯葉
2泊3日のスケジュールでいこうとすると、観光する時間は実質2日目の24時間しかないという。ということは、俺は2日目の睡眠時間はなしで観光するのかい。サンダンス・キッドか俺は。
ちなみに今更トゥエンティーフォー(24)シーズンワンを見てるんですけど、よくまぁあんだけ毎回毎回色んなことが起こるもんだなぁと感心し、毎回律儀に僕はハラハラしています。
落としまくって傷だらけのipodで、バスからの風景を撮ります。シャッター押すたびにブラジルの楽器屋で試し弾きするギターみたいにガチャーンってでかい音がなるんだが、何とかならんのか。
めちゃイケ一色に染まった静岡県かどっかのサービスエリアで休憩をはさみつつ、京都祇園に到着。長時間同じ姿勢でおったゆえにすっかり体が固まってしまいアヒルちゃんに転生した島崎俊郎さんみたいな歩き方で京都八条口に降り立ちます。
僕の旅のスタイルで、いつも初日の宿だけは予約して東京を出ます。なによりまずはチェックイン 。
宿に向かい、夜のかもがわ沿いを歩きます。
ぁーね。こりゃぁ。今は冬で寒いからおりませんが、気候がよければ世のアベックたちが一定間隔に距離をおいてここに散りばめられるわけですわ。
西の古都 桃色の花 散りばむらん
ジュディアンドメアリーを口ずさみながら宿に向かいます。
京都では 「と、いうわけで」 と言へばここに連れて来れるのでしょう
宿を見つけるのに手こずってもう夜もいい時間 今夜は湯豆腐の予定でしたがお店も調べていなくって、フロントの人はフィリピン かどっかの人で、ユドーフなんて通じる自信がまったくなくって、ソイビーンズを使ったsomethingって伝えても、ソイジョイプレーン味を恵まれるか頑張ってもせいぜいテンペを使ったアジア料理屋さんに連れていかれるのが関の山だろうと思ってあきらめました。
そもそもこれ言っとけば京都っぽいふいんき(←なぜか変換できない)の記事になるかなぁと思って湯豆腐湯豆腐言ってただけなので全然よいんですけどね。
ロビーの旅人達の間では、そこでは、韓国語が飛び交っているリトル韓国が出来上がっておりまして。なんで京都ってこんなに韓国の人々が多いんだ?
お腹を空かせた僕は沖縄にひき続きそこらへんのコンビニで済ますという平常運転。いつものフライドチキンとどん兵衛とおにぎり。おいしくて涙が出てくるなぁ。
コンビニの前でおいしく食べていましたら、京都祇園のフライドチキンはとてもジューシーで、齧ったら油が溢れて僕のお股にぼたぼたっと垂れました。なんだかもうばっちりシミっちゃってもう。水分なら乾くけど、油だとどうなるかなぁ。
どんべを食べようとしたら、貴重ななるとを2枚も落としてしまった。
吾輩の食事中 コンビニの前に美男美女のアベックが黒塗りの車を止め、何すんのかと見守っていたら車の中でひとしきり仲良くしたあと走り去って行ったという。まったく一体なんなのかしら。
コンビニでトイレを借りよう。お股におっきな油のシミがあるのだが、こんな僕でもトイレ貸してくれるかい?
トイレを済ませて、でもこのまま出たらぁあ間に合わなかったんだなぁと思われるなぁいやだなぁとリアルOnちゃんみたいに前を隠しながらお店を出ます。もう最悪だよ安田くん。何が京都祇園だよ。
ヤケクソになってお姉さんのいる飲み屋さんで憂さ晴らし。しかしそこはオカマバーで、めちゃくちゃチューされた挙句に出来損ないの手羽先も一口齧っただけでもうカンベンしてくださいと前を隠しながら店を出て宿に戻ります。
宿の入り口でメガネ君が挨拶してきたのでハローと答える。片言の英語で話しかけたら、やはり彼もまた韓国人で、キューと呼んでくれだとかなんだとか。
お互い下手くそな英語でたいそう苦労して会話をして、最後にメガネ君は流暢に日本語が話せることがわかりました。そいうの大事だからさ、最初にさ、
前を隠しながらロビーのリトル韓国を横切る。シミ全然消えないやんけ。部屋でお股にドライヤーをあてる。もうこの姿ほんと最悪だよ門川大作くん。
油は蒸発しないのでシミは消えず一向におもらしのまま、就寝
翌朝
以前カンボジアで、フレンドリーに Hi♪ って挨拶したら欧米風のみんなは Hello♫ って返してきたので、挨拶はハローなんだな と思いました。
そして今ロビーに欧米カップルがいたので、Hello♪と挨拶します。
欧米カップルは Hi♪と返してきました。もうどっちなんだかわかんねぇよ俺ぁ。
ちなみに、カンボジアの日本人にHi♫ って挨拶したら おはようございまぁす! と爽やかに返してくれました 。
今日は観光の日 むしろ今日しか観光の日はありませんのですけれども。人生は短い、どんどん行きましょう!
市バス1日乗り放題パスを買ってホクホク。僕はこれを使ってどこまででも乗ってやるのだ。お客様、そんなに乗られては私達やっていけませんうるせぇ乗り放題って書いてあんじゃねぇか乗せろばかやろうと市バスが赤字になるほどに乗ってやるのだ。
そしてあっさり京バスに乗り違え、バス会社が異なるので220円を別途徴収されるわし。松山でも何だか忘れたけど実はその券じゃ乗れないバスに乗っちゃったけど、見逃してもらえたんだがなぁ。
人が良くて腰の低い運転手さんでしたが、徴収は容赦なく、わしは京都の歯牙を見た。
本願寺ー でかい まじでかい どのくらいでかいかって言うと、それはどのくらいでかいかって言うと、まじでかい。
今までエジプトのピラミッドでも、カンボジアのアンコールワットでも、それほど心動かされなかった僕ですけれども、本願寺はすごいと思いましたね。
思わずお堂の中に入って瞑想してしまいました。フットサルは確実にプレイできるほどの広いお堂に、わしと警備のおじさま2人きり。
昨今こんなこと書くと 本願寺でフットサルなうとかそんな話が広まってしまう世になってしまったので一応書いておきますが、お前ら本願寺でフットサルとか絶対やるなよ。
色即是空で頭空っぽにしてお寺の中を通路沿いにただただ進んでいたら巨大な地下空間にたどり着いていて、だーれもいない地下の秘密巨大空間で僕は、少しちびったぴちょんくんのようにひとり震えるのでした。
帰りのバスが遅れて15分くらい立たされ坊主でしたが、その間、ご飯もらえるのかなぁと期待の眼差しを向ける磨呂チワワのように、正面に聳える銀閣山?を眺めていました。
待ってる間飽きもせず木々の靡きを眺められていたのは、東京にいて、遠くの、ゆっくり大きく風に揺れる木々をこうして眺めることがなかったからなんだろうなぁとなんとなくしみじみ。何だか銀閣寺より癒やされました よ。
ここから飛び降りてしまいたくなるほどの恥ずかしさ という意味合いのことわざもあるくらい有名な寺だそうです
汽車に乗って会いに行くよ この川を超えて会いにゆくよと謳われた場所ですね。
1日かけりゃぁ回れるだろうと舐めてかかりましたが、甘かったです。京都は広いです。広いというか見るところが多すぎで回りきれませんでした。もう日が暮れてきて、今日はもう竹林を見て終わりかなー というわけで京都嵐山に向かいます。
つらいことなんかひとっつもなかったよ楽しいことばかりだったよって日記にしたかったので今までやせ我慢して黙ってましたけれども、京都猛烈に寒いです。
我輩、松山、沖縄に続けて京都でもダイナマイト・完全・寒波に襲われてます。沖縄でもらってきた左膝痛も再発。もうね、もう家に帰してくれー(´・_・`)
ん 何か今白いの横切んなかったかい。
近くの神社にお参りしたらなんだかそれはすごくお化けが出そうで恐くて まるでもう肝試しのよう だった
寒いし足痛いし怖いしもう来ねぇよw と 嵐山から京都中心地に帰ろうとしてたらキラキラと出会う
理想の竹林を見れる明るい時間に来ていたら、きっと気づかなかったんじゃないかなー
無計画に旅をして、明るいうちに見るつもりが間に合わなくって暗くなっちゃって、ガックリきちゃってトボトボと歩いていただけれどもしかしだからこそ出会えたこの光景
もう来ねぇよwとか思ったけど、ぎりぎりのところで踏ん張った京都。時間が足りなくて回りきれなかったところもあるから、また来るよ
この先に進んだわたしはシュタインズゲートに吸い込まれ、3ヶ月ほどの間神隠しに遭うこととなる。
ちなみに京都到着日の夜にチラッとふれたオカマバーには、本当は行ってません。話を面白くしようと思って捏造しました。ごめんなさい。人生の中で、一度も話を盛ったことのない人のみ、わたしをきょうだんして責めたらよいでしょう。
人生は短い。みなさま、どんどん歩いて行きましょう。
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